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関空直結ホテルで春の訪れを感じる!82歳の友禅講師による手描きタペストリー展が開催

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報道発表
『手描き友禅タペストリー作品展』イメージ(プレスリリースより)

関西国際空港に直結するホテル日航関西空港で、春の訪れを告げる特別な展示会が開催される。2025年3月1日から4月6日までの期間、「手描き友禅タペストリー作品展」が2階の通路スペースで行われる。この展示会は、地域の方々の協力を得て14回目を迎える人気イベントだ。

今回の主役は、泉佐野市在住の新日本和装協会認定友禅講師、菊桂子氏。82歳という年齢を感じさせない情熱で、手描き友禅の魅力を広め続けている。菊氏は2006年に友禅講師の資格を取得後、自宅での教室運営や市民講座での指導を通じて、多くの人々に手描き友禅の世界を紹介してきた。

展示される32点のタペストリー作品は、四季をテーマに制作されたもので、特に春や夏の爽やかな雰囲気を楽しめる作品が中心となる。菊氏の作品は「手描き友禅」と「型染め友禅」の2つの技法を駆使して制作されており、傘やレザージャケット、ロングブーツなど、多彩なキャンバスで表現されてきた。

菊氏は「1点ものの特別感が手描き友禅のいいところ。絵柄のないキャンバスに自分だけのオリジナリティを楽しんでほしい」と語る。この言葉には、伝統工芸の魅力と現代的な感性が融合した、新しい日本文化の可能性が感じられる。

ホテル日航関西空港は、この展示会を通じて地元泉佐野市や泉州地域の魅力を発信し、地域の文化振興に貢献している。空の玄関口である関西国際空港に位置するホテルならではの、国際的な視点と地域に根ざした取り組みが融合した企画といえるだろう。

旅の始まりや終わりに、あるいは空港での待ち時間に、日本の伝統工芸の美しさに触れてみてはいかがだろうか。手描き友禅の繊細な色彩と、菊氏の長年の経験が生み出す独特の世界観が、訪れる人々の心に春の訪れを告げることだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003730.000002213.html