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「天穹のスパークル」展:現実とゲームが融合する國分莉佐子の新たな世界観

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

東京の麻布台ヒルズにある「Gallery & Restaurant 舞台裏」で、注目のアーティスト國分莉佐子による個展「天穹のスパークル」が2025年3月19日から開催される。本展は、國分が東京藝術大学で行った修了展示「ハイファイ・メモリーズ2」のDLC(ダウンロード・コンテンツ)として位置づけられており、現実世界とRPGゲームの世界を融合させた独特の作品世界を体験できる貴重な機会となっている。

國分莉佐子は、平成初期から中期にかけて発売されたゲームハードやタッチパネルデバイスから強い影響を受けたアーティストだ。彼女の作品は、現実と仮想の境界を曖昧にし、鑑賞者の知覚を揺さぶる。代表作「認知的侵入」シリーズでは、植物や水面などの有機的な要素と、ゲームのタッチパネルやプレイ画面を想起させる描写が共存し、独特の世界観を作り出している。

本展では、「タッチパネルの身体性」をテーマに、絵画や映像作品が展示される。ゲームの中をキャラクターが自由に移動するように、鑑賞者は國分の作品世界の新たな側面を体験することができる。現実とゲームが交錯する架空の体験「天穹のスパークル」は、アート愛好家だけでなく、ゲーム文化に親しんだ世代にも強く訴えかける内容となっている。

展覧会場となる「Gallery & Restaurant 舞台裏」は、2023年11月にオープンしたばかりの新しいスペースだ。アート鑑賞後に語り合える空間として設計されており、展示スペースの裏側には本格的なレストランも併設されている。美術館クラスのベテランアーティストから話題の若手まで、幅広い作家の作品を楽しめる場所として注目を集めている。

「天穹のスパークル」展は2025年4月13日まで開催される。入場は無料で、火曜日から日曜日の11時から20時まで観覧可能だ。東京メトロ日比谷線神谷町駅から徒歩1分という好立地にあり、アクセスも便利。現代アートとゲーム文化の融合に興味がある方、そして新しい感性を求める方にとって、見逃せない展覧会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000206.000038948.html