日本の食を世界へ!デザイナー必見の「農業デザインチャレンジ2025」が開催


農業とweb3のコミュニティ「Metagri研究所」が、農林水産省の官民共創プロジェクト「おいしい日本、届け隊」とコラボレーションし、「農業デザインチャレンジ2025」を開催する。このコンテストは、日本の食文化を世界に発信するためのデザインを公募するもので、デザイナーやクリエイターにとって、自身のスキルを活かし、日本の食の輸出促進に貢献できる絶好の機会となっている。
コンテストの対象となるのは、みかん、日本酒、お茶の3つの分野。これらの代表的な輸出事業者の海外展開の取り組みや課題を踏まえ、世界目線でのデザインが求められる。参加者は、海外市場を見据えた新たなブランディングの可能性を探り、クリエイティブな視点で日本の食の魅力を可視化することが期待されている。
公募期間は2025年3月21日から4月20日まで。参加方法は、Metagri研究所の専用Discordチャンネルを通じて作品を提出するか、専用フォームを利用する。1人につき3点まで応募可能で、受賞者には各事業者の特産品が贈られるほか、デザイン案が実際の商品や販促物に採用される可能性もある。
このコンテストの背景には、日本の農林水産物・食品の輸出額が年々増加し、世界的に需要が高まっているという現状がある。しかし、海外展開に必要な人材やスキルの不足、現地ニーズに合わせたマーケット・インの考え方に基づくデザインやブランディングの課題が存在している。「農業デザインチャレンジ2025」は、これらの課題解決と新たな輸出支援モデルの構築を目指している。
主催のMetagri研究所は、「農業×web3」をキーワードに持続可能な農業の実現に取り組むコミュニティで、1,100名以上が参加している。ブロックチェーン技術や生成AI技術を農業に活用する「FarmFi構想」など、革新的な取り組みを行っている。
日本の食文化に興味があるデザイナーやクリエイター、自身のポートフォリオを充実させたい方にとって、「農業デザインチャレンジ2025」は見逃せない機会となりそうだ。詳細は公式サイトで確認できるので、興味のある方は早めにチェックしておくことをおすすめする。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000087046.html