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伝統と革新の融合!AI技術が日本の陶芸界に新風を吹き込む

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報道発表
*写真の作品は、庄村久喜氏の「磁の鉢」。絹を纏い真珠が輝くような光沢感が唯一無二の美しさです。(プレスリリースより)

日本の伝統工芸と最先端のAI技術が出会う、新たな芸術の世界が幕を開けようとしている。株式会社Wsenseが手がける「ARTsense with AI」プロジェクトが、いよいよ本格始動する。

2025年3月26日から31日まで、日本橋三越本店美術特選画廊で開催される「庄村健・庄村久喜作陶展」において、伝統的な陶芸の美とAI技術のコラボレーションが実現する。佐賀県有田町出身の庄村親子による陶芸作品の展示に加え、AI技術を駆使した多言語対応のバーチャルヒューマンが、作家たちの創作理念や情熱を紹介するという画期的な試みだ。

特筆すべきは、生成AI技術を活用した多言語による作品紹介だ。来場者は自身のスマートフォンを通じて、作家本人の姿と声で作品解説を聞くことができる。日本語はもちろん、英語、中国語、フランス語、韓国語にも対応しており、国内外の美術愛好家にとって、より深い作品理解を可能にする。

Wsenseの「ARTsense with AI」は、既にポーラ美術館のミュージアムショップでも実績を重ねている。フランス人間国宝作家や陶芸家奥川俊右ェ門氏の作品展示販売において、AI技術を活用した多言語対応の解説を提供し、好評を博している。

このプロジェクトの狙いは、AIが芸術家の創造活動を補完し、より豊かな表現を可能にすることだ。Wsenseの代表取締役である渡邉麻奈美氏は、「未来の芸術創作は、AIが芸術家や工芸家の創造活動を補完することで、創意とインスピレーションの無限の伝達を実現できる」と語る。

日本の伝統工芸とAI技術の融合は、新たな芸術表現の可能性を切り開くだけでなく、グローバルな文化交流の促進にも貢献しそうだ。「ARTsense with AI」の今後の展開に、美術界からも熱い視線が注がれている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000154956.html