日本の伝統工芸「水引」を現代的にアレンジした書籍『水引のきほん帖』が、2025年3月20日に世界文化社から発売される。本書は、水引折形工芸作家の高田雪洋氏が執筆し、伝統的な技法から創作デザインまで幅広く網羅した一冊だ。

水引は、慶事や弔事の際に用いられる日本の伝統的な飾り結びだが、本書ではその枠を超えた魅力的な作品の数々を紹介している。伝統的な「松竹梅」や「鶴と亀」といった祝儀向けの結びはもちろん、現代的なアクセサリーや小物まで、バラエティ豊かな作品が掲載されている。

初心者にも安心の「基本の結び」では、あわび結び、梅結び、亀の子結びなどの技法を、動画や写真、図解を用いて丁寧に解説。さらに、祝儀包みの章では、著者が学んだ伝統的な折形の作り方も紹介されており、慶事や弔事の際に心を込めた手作りの包みを作ることができる。

本書の特徴は、伝統と創作のバランスの良さだ。日本の文化を大切にしながらも、現代のライフスタイルに合わせたアレンジを提案している。例えば、「梅結びのペンダントヘッド」や「六本編みのイヤリング」など、普段使いできるおしゃれなアイテムの作り方も掲載されている。

B5変型判、96ページの本書は、1,760円（税込）で販売される。水引に興味がある方はもちろん、日本の伝統文化を学びたい方、手作りの贈り物を探している方にもおすすめの一冊だ。Amazon.co.jpでも予約受付中なので、気になる方は早めにチェックしておくとよいだろう。

日本の伝統工芸を身近に感じられる『水引のきほん帖』。この機会に、自分だけの素敵な水引作品を作ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001996.000009728.html