創業75年を迎える箱根の老舗和菓子屋「ちもと」が、新たな挑戦として『やわはだ湯もち』を4月12日から発売する。この新商品は、同店の看板商品である『湯もち』の作りたての味わいを再現した、まさに「五感で味わうアート」だ。

『やわはだ湯もち』は、温泉上がりの肌のようなやわらかさと滑らかさが特徴。国産の白玉粉を練り上げたお餅の中に、やさしい甘さの羊羹を入れ、柚子の香りを加えた逸品だ。通常の『湯もち』は保存性を考慮して竹皮に包まれているが、『やわはだ湯もち』は作りたての状態でお客様に提供される。

さらに、パッケージデザインには新進気鋭の日本画家・丁子紅子氏が起用された。丁子氏の繊細かつ力強い女性像が、『やわはだ湯もち』の世界観を見事に表現している。

発売を記念して、4月12日には箱根湯本芸能組合にて特別イベントも開催される。このイベントでは、『やわはだ湯もち』の試食はもちろん、丁子紅子氏とシンガーソングライター中村月子氏による「紅月」のライブパフォーマンスも予定されている。伝統と革新が融合した、まさに五感で楽しむ体験型イベントとなりそうだ。

「ちもと」の3代目・杉山隆寛氏は、「伝統を守りつつ、新しい挑戦を続けていきたい」と意気込みを語る。今回の『やわはだ湯もち』は、和菓子の新たな可能性を探る試みとして注目を集めそうだ。

箱根を訪れた際は、ぜひ「ちもと」の『やわはだ湯もち』を味わってみてはいかがだろうか。伝統の味わいと新しい感覚が融合した、唯一無二の和菓子体験が待っているはずだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000130218.html