フランス国家功労勲章騎士を受章したアーティスト、ホム・グエンによる日本初の個展が、東京・南青山の新商業ビル「1/1 4172」で開催中だ。2025年3月30日までの期間限定で、約30点の原画作品が展示されている。

2月28日に行われたオープニングパーティーには、日本で活躍中のアーティストなど約150名が来場。ホム・グエンによる一夜限りのライブペインティングが披露され、会場は熱気に包まれた。

展示作品には、ペインティングやドローイング、さらにはスケートボードを使用したユニークな作品も含まれている。また、リトグラフ作品にホム・グエン自身がペイントを施した「ハンドフィニッシュエディション」が20点限定で販売されており、コレクターにとって見逃せない機会となっている。

ホム・グエンは1972年パリ生まれの独学アーティスト。木炭、ガッシュ、フェルトチップ、油彩など多彩な画材を駆使し、人間の内面を探求する作品で知られている。2021年にはフランス国家功労勲章騎士を受章し、国際的な評価を得ている。

会場となる「1/1 4172」は、サンフロンティア不動産株式会社が手掛ける新築商業ビルブランド「1/1」の3棟目。表参道駅から徒歩約7分の場所に位置し、ホム・グエンのアートを建物の外構に常設している。

入場は無料だが、事前予約制となっている。アート愛好家はもちろん、独特の表現力に触れたい方にもおすすめの展覧会だ。予約は特設サイト（https://oneisart.com/event.html）から可能。芸術の春、注目のアーティストの世界観に浸ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000741.000018225.html