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中学2年生が開発!読み書き困難を克服する革新的アプリで「すららネット賞」受賞

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報道発表
愛情に満ちた熱意と行動力が際立つ森谷さんのレポートの一部(プレスリリースより)

教育のデジタル化が進む中、学習に困難を抱える生徒たちを支援する新たな取り組みが注目を集めている。このたび、「SDGs探究AWARDS 2024」において、読み書きの困難を乗り越える革新的なアプリを開発した中学2年生が「すららネット賞」を受賞し、教育界に新風を巻き起こしている。

受賞したのは、小平市立小平第四中学校2年の森谷美咲さん。彼女が開発したアプリ「学習困難の壁を突破!~得意な所からゴールを目指すアプリ開発~」は、読み書きに困難を抱える妹の学習支援をきっかけに誕生した。森谷さんは身近な課題に着目し、丁寧な観察と分析を通じて問題の本質に迫り、実際に解決策を形にしていった。この探究プロセスと実装力が高く評価され、今回の受賞につながった。

AIを活用したアダプティブな対話式ICT教材を提供する株式会社すららネットの執行役員、林俊信氏は「森谷さんの作品は、問題解決の基本である"現状の細やかな観察と分析"が実践された取り組みでした。一人ひとりの学習スタイルに合わせた個別最適な学習を追求するすららネットの理念と深く共鳴します」とコメントしている。

森谷さん自身も「この活動を通じて、相手の目線に立って寄り添うことの大切さを実感しました。すべての人が公平に学び、成長できる環境をつくることが大切です」と語り、多様性を尊重するSDGsの理念にも通じる深い洞察を示した。

「SDGs探究AWARDS」は、未来を担う若者が世界の問題を「自分ごと」として捉え、持続可能な社会に向けて行動を起こすきっかけを提供するコンテストだ。今年で6回目を迎え、これまでのエントリー総数は約9,000件に上る。国連広報センターや文部科学省、外務省なども後援しており、教育界からの注目度も高い。

教育のデジタル化が加速する中、森谷さんのような若い世代の革新的なアイデアが、学習困難を抱える生徒たちに新たな希望をもたらしている。今後も、テクノロジーと教育の融合がもたらす可能性に、大きな期待が寄せられている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000542.000003287.html