日本アカデミー賞新人俳優が挑む!O・ヘンリー作品が令和の東京で蘇る、話題の脚本家が手掛けるラジオドラマに注目


J-WAVE(81.3FM)で放送中のラジオドラマ『TIMELESS THEATER~NeoClassica』が、4月4日から新シリーズ「プレゼントにはご用心」を開始する。この新作は、アメリカの作家O・ヘンリーの短編「賢者の贈り物」と「ミス・マーサのパン」を、現代の東京を舞台にアレンジした物語だ。
注目すべきは、主演を務める菊池日菜子だ。彼女は2022年公開の映画「月の満ち欠け」で第46回日本アカデミー賞新人賞を受賞した新進気鋭の俳優で、本作が初のラジオドラマ挑戦となる。菊池は、セレブ妻とパン屋を営む女性という対照的な二役を演じ切る。
脚本を担当するのは、TVerアワード2023ドラマ大賞受賞作『あなたがしてくれなくても』などを手掛けた市川貴幸。彼の巧みな脚本によって、O・ヘンリーの名作が現代的な解釈で生まれ変わる。
「プレゼント」をテーマに、男女のすれ違いをリアルに描く本作。セレブ妻と起業家の夫、パン屋の女性と常連客の男性という二組の物語が、軽快な会話劇で展開される。優しさや気遣いが空回りしてしまう人間関係の機微が、聴く者の心に響くことだろう。
菊池日菜子は本作について「脚本を初めて読んだとき、まるで1冊の本を読んだような感覚でした」とコメント。さらに「収録はとてもとても楽しく参加させていただきました!」と熱意を語っている。
『TIMELESS THEATER~NeoClassica』は、J-WAVEと光文社がタッグを組み、名作古典に現代的なアレンジを加える意欲的なプロジェクト。「声」と「音楽」で東京の風景を描き、リスナーの想像力を刺激する新感覚エンターテインメントを目指している。
時代を超えた物語の魅力を、現代の感性で再解釈したこの作品。毎週金曜25:30から放送されるこのラジオドラマは、文学ファンはもちろん、現代の人間関係に興味がある人にもおすすめだ。耳で楽しむ新しい物語体験に、ぜひ注目してほしい。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001677.000025404.html