美容業界に革新をもたらす新サービスが誕生した。株式会社Acolorが提供を開始した「Patch Petch（パッチペッチ）」は、理容室や美容室向けのDIYクロスカスタマイズサービスだ。このサービスは、アートの力を活用して、サロンに新たな個性をもたらすことを目指している。

Patch Petchの特徴は、クロスに自由にアートを取り入れられる点にある。従来の白や黒の単色が主流だったクロスに、好みのデザインを圧着することで、サロンの個性やブランド価値を高められる。まるでクロスにタトゥーを入れるような感覚で、オリジナリティあふれるアレンジが可能だ。

このサービスは、宝塚ビューティーアカデミー校長兼スタイリストの荒木義惣氏の監修のもと開発された。荒木氏は「Patch Petchは、簡単に導入できる新しい価値を提供し、ヘアサロンとスタイリストのブランディングと顧客満足度の向上に貢献できる」と語っている。

Patch Petchのデザインは15種類以上から選べ、サロンのコンセプトに合わせたカスタマイズが可能。さらに、SNSのQRコードを圧着することで、顧客とのコミュニケーション促進にも一役買う。環境面でも配慮がなされており、既存のクロスに追加する形式のため、アップサイクルが可能で環境負荷の軽減にも貢献している。

印刷技術にも注目だ。老舗印刷企業と提携し、特殊プリント技術を採用。高精細なデザインや鮮やかな色彩を布地に美しく再現し、耐久性にも優れている。

Patch Petchは2025年4月8日より提供開始予定。小サイズ（15cm以下）は5枚〜7枚で1セット、大サイズ（15cm以上）は3枚で1セットとなっている。価格はサイズやデザインにより異なるため、詳細は公式サイト（https://cas.patchpetch.com/）で確認できる。

美容業界の常識を覆す新サービス「Patch Petch」。アートの力で、サロンの個性を引き立て、顧客との新たなコミュニケーションを生み出す可能性を秘めている。美容室の差別化戦略として、今後の展開が注目される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000157543.html