神奈川県が推進する「マグネット・カルチャー（マグカル）」の取り組みの一環として、青少年向けの舞台芸術教育プログラム「紅葉坂舞台塾」の塾生募集が始まった。この塾は、舞台芸術を通じて若者のコミュニケーション力、表現力、社会性を育成することを目的としている。

紅葉坂舞台塾では、ダンスや演技など舞台芸術の様々な分野を複合的に学ぶことができる。レッスンは令和7年6月から神奈川県立青少年センターで開始され、8月には同センタースタジオHIKARIで成果発表公演が予定されている。

講師陣には、注目のダンスカンパニー「CHAiroiPLIN（チャイロイプリン）」のメンバーが就任。主宰のスズキ拓朗氏は、NHK「みいつけた!」の振付や出演、「刀剣乱舞」「文豪ストレイドックス」の振付など、多彩な経歴を持つ実力派アーティストだ。令和元年度文化庁芸術祭新人賞を受賞するなど、その実力は各方面から高く評価されている。

募集対象は令和7年4月1日時点で15歳以上29歳以下の若者。舞台芸術に興味があり、原則としてすべてのレッスンに参加できる人を募集している。定員は20名程度で、応募期間は令和7年4月14日から5月7日まで。応募はウェブ上の専用フォームから行うことができる。

この「紅葉坂舞台塾」は、若者たちに舞台芸術の世界への扉を開く貴重な機会となるだろう。舞台上にとどまらない表現力を身につけ、将来の芸術文化を担う人材の育成が期待される。舞台芸術に興味のある若者たちにとって、自己表現と成長の場として注目の的となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000939.000108051.html