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マンガ家の登竜門!日野市の「多摩トキワソウ団地」で驚きの実績が明らかに

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報道発表
多摩トキワソウ団地 交流イメージ(プレスリリースより)

東京都日野市にある「多摩トキワソウ団地」が、若手マンガ家の登竜門として注目を集めている。特定非営利活動法人LEGIKAが運営するこの施設では、驚くべき実績が明らかになった。

LEGIKAが実施した調査によると、多摩トキワソウ団地に居住する44名の参加者のうち、プロデビュー経験者が全体の約31.8%に達している。さらに、連載経験者も約18.2%を数え、受賞経験者に至っては約65.9%にも上る。これらの数字は、この施設がマンガ家の育成に大きな役割を果たしていることを如実に物語っている。

多摩トキワソウ団地の参加者は、商業作家としてスタート段階にある者、商業作家への手がかりをつかみつつある段階の者、創作活動の基礎を固める段階の者が、それぞれ約3分の1ずつを占めている。この多様性が、互いに刺激し合える環境を生み出しているのだろう。

LEGIKAは今後も、参加者各層のバランスを見ながら、作家として適切に成長できる環境づくりを目指すとしている。同時に、多摩エリアでのクリエイターエコノミーの拡大にも貢献していく方針だ。

トキワ荘プロジェクト全体では、これまでに680名が参加し、199名のプロデビューマンガ家を輩出している。代表的な作家には、「魔入りました!入間くん」の西修や「こぐまのケーキ屋さん」のカメントツなどがいる。

マンガ文化の発展と新たな才能の発掘に貢献する「多摩トキワソウ団地」。ここから次世代を担う新たなマンガ家が誕生する日も、そう遠くないかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000055034.html