手塚治虫の傑作『ファウスト』漫画化、幻の原稿が蘇る!限定500部の豪華BOXで発売


漫画界の巨匠・手塚治虫が生涯をかけて挑んだゲーテの『ファウスト』。その漫画化作品『百物語』と『ネオ・ファウスト』が、初出時の構成を完全再現した《オリジナル版》として蘇る。復刊ドットコムから6月下旬に発売されるこの豪華BOX仕様は、限定500部という希少性の高い商品だ。
B5サイズの大判で刊行される本作は、雑誌連載時の構成を忠実に再現。各話の扉ページも完全収録されており、初出時の感動をそのまま味わうことができる。さらに、手塚プロダクション協力のもと、作者本人によるあとがきやスケッチなどの貴重な資料も収録。ドイツ文学研究者による解説も付き、手塚治虫の思索の軌跡を追体験できる内容となっている。
『百物語』は戦国時代を舞台に、魂を悪魔に売った武士の物語。『ネオ・ファウスト』は1970年代を舞台に、科学者が若返りの機会を得て人生をやり直す物語だ。いずれも人間の欲望や生命の意味を深く掘り下げた作品で、現代にも通じるテーマを持つ。
本商品には『百物語《オリジナル版》』『ネオ・ファウスト《オリジナル版》』の2冊に加え、特製収納BOX、複製原画セットが付属。価格は16,500円(税込)。手塚ファンはもちろん、漫画史に興味がある人、文学作品の翻案に関心がある人にとって、見逃せない一品となっている。
なお、単巻での購入も可能だが、BOXと複製原画は付属しない。手塚治虫の創造の軌跡を辿る貴重な機会。この機会に、漫画の神様が遺した傑作を手に取ってみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000068912.html