小豆島の海辺の宿で妖怪画大賞グランプリ作品が展示!若き天才アーティストの新作に注目


香川県小豆島の「迷路のまち」にある妖怪美術館が開催した「第一回妖怪画大賞」。全国から205点もの応募があった中で、グランプリに輝いたのは京都市立芸術大学在学中の木山武さんだ。そして今回、木山さんの最新作が小豆島の海辺の宿「入舟」に展示されることになった。
木山さんは香川県高松市出身で、祖母が小豆島出身という縁もあり、今回の作品「窓」は小豆島の雄大な景観をテーマに制作された。ダンボールとガムテープを使用した油絵で、碁石山から見える圧倒的な景色を表現している。
妖怪美術館では、4月18日から「第一回妖怪画大賞 作品展」を開催。3号館では木山さんのグランプリ受賞作「出勤時」をはじめ、応募された全205点の作品が一挙に展示される。瀬戸内国際芸術祭と合わせて、アート好きな旅行者にとって見逃せない展示となりそうだ。
妖怪美術館館長で審査員長を務めた柳生忠平氏は、「もっと妖怪アートのすそのを広げたい」と語る。これまで開催してきた「妖怪造形大賞」に加え、今回の「妖怪画大賞」で表現の領域を広げ、より多彩な作品が集まることを期待している。
さらに、第二回妖怪画大賞の開催も決定。「妖怪」をテーマに自由な発想で描く絵画作品を募集するという。詳細は後日公開されるとのことだ。
妖怪美術館は、小豆島の迷路のまちに点在する4つの古民家を利用した独特の美術館。900体を超える妖怪造形作品を展示しており、スマホガイドアプリを使いながら巡ることができる。「妖怪を世界へ」をモットーに、日本の伝統的な妖怪文化を世界に発信している。
アートと妖怪が融合した小豆島の新たな魅力。瀬戸内の美しい景色とともに、若きアーティストたちの斬新な作品を楽しんでみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000202.000005189.html