近年、災害が多発する日本において、住宅の防災機能が注目を集めている。そんな中、全国展開の注文住宅ブランド「クレバリーホーム」が、防災住宅の新たな形を提案し、業界に衝撃を与えている。

クレバリーホームは、「第11回ジャパン・レジリエンス・アワード（強靱化大賞）」にて、2つの取り組みが高く評価され、優秀賞と優良賞をダブル受賞した。この快挙は、同社が提案する「避難しない防災」という新しい住宅コンセプトが、未来の災害対応モデルとして認められたことを意味している。

優秀賞を受賞した「ライフライン維持パッケージ」は、災害時でも自宅で生活を継続できる設備を標準搭載した住宅パッケージだ。太陽光発電システムや蓄電池、貯水タンクなど6つの設備を組み込むことで、電気・水・情報・衛生・安心を確保。これにより、避難所に頼らず自宅で安全に暮らし続けることができる。

一方、優良賞を獲得した「クレバース100」は、地震に強い独自の構造設計を採用している。建物の上下階で柱を完全に一致させる「直下率100％設計」により、地震エネルギーを効率的に基礎へ伝達。さらに、阪神淡路大震災の2倍の揺れにも耐えた実績を持つ「プレミアム・ハイブリッド構法」を標準採用することで、災害後も大規模な補修なしで住み続けられる家を実現している。

これらの取り組みは、単に「命を守る」だけでなく「暮らしを守る」という新しい防災住宅の在り方を示している。クレバリーホームは今後も、安心して暮らせる家づくりを通じて、より強靭でしなやかな地域社会の実現に貢献していくという。

災害大国日本において、住宅の防災機能はますます重要性を増している。クレバリーホームの革新的なアプローチは、これからの住宅防災の新たな指標となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000116311.html