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岩手の魅力が詰まった「ISAI MARCHE PARK」が盛岡に登場!地元グルメと障害者アートが織りなす新たな文化の交差点

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報道発表
<UNKNOWN>(プレスリリースより)

岩手県盛岡市の中心部に、地域の魅力を凝縮した新たなイベント「ISAI MARCHE PARK」が誕生した。株式会社ヘラルボニーが主催するこのマルシェは、毎月第1・第3土曜日に開催され、地元の食文化や障害者アートを通じて、多様性と創造性にあふれる空間を創出している。

5月17日に開催される第2回目のイベントでは、岩手県内外から5つの個性豊かな店舗が出店する。洋菓子で田野畑村の魅力を伝える「パティスリーフィエルテ」や、漁師の肴と酒が自慢の「吉浜食堂」など、地域の食文化を堪能できる。また、福島県の日本酒ブランド「haccoba」や、東北初のシェアロースター「KURIYA COFFEE ROASTERS」も参加し、東北の味覚を広く紹介する。

イベントの目玉は、ヘラルボニー契約作家である中島敏也氏の来店だ。宮城県仙台市の「多夢多夢舎中山工房」に所属する中島氏は、マルシェ内で似顔絵コーナーを設け、来場者との交流を図る。また、工房のオリジナル商品も販売される予定だ。

「ISAI MARCHE PARK」は単なる市場ではない。ヘラルボニーが掲げる「異彩を、放て。」というミッションを体現する場所であり、アート、音楽、食、思想が交差する「文化の交差点」を目指している。この取り組みは、岩手銀行との「岩手異彩化プロジェクト」の一環でもあり、地域企業との協働によるアートを活用したまちづくりの新しいモデルケースとなっている。

さらに、岩手銀行とのコラボレーションによる限定ショッパーとポストカードも用意されている。これらは、障害のある作家・鳥山シュウ氏の作品「岩手県」をモチーフにしており、岩手の文化や風景が鮮やかに描かれている。

「ISAI MARCHE PARK」は、盛岡の街に新しい風景をもたらし、多様性を受け入れる包括的な社会の実現を目指している。地域の魅力と障害者アートが融合するこの取り組みは、今後の地方創生のモデルケースとなる可能性を秘めている。岩手の新たな文化発信拠点として、その成長が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000387.000039365.html