小中高生が捉えた「はたらくすがた」!アイデム写真コンテストで働く大人の姿を募集中


株式会社アイデムが主催する第20回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」の作品募集が始まった。このコンテストは、小学生・中学生・高校生を対象に、身の回りで働く大人の姿を写真で捉えることを通じて、子どもたちに働くことの大切さを考えてもらう機会を提供している。
2005年から始まったこのコンテストは、アイデムの社会文化活動の一環として実施されており、2024年には全国から7,407点もの作品が寄せられた。19回の開催を通じて、累計11万点以上の応募があったという。
コンテストの特徴は、単に写真を撮影するだけでなく、その過程で働く人々の真剣な眼差しや仕事に向き合う姿勢を観察することで、職業観や勤労観を学ぶことができる点だ。多くの学校が「キャリア教育」や「情報教育」の一環として取り入れており、夏休みの宿題や総合学習の時間に活用されている。
今回のコンテストでは、小・中・高校の各部門からグランプリと準グランプリが選ばれるほか、特別賞や優秀賞など計49作品が入賞作品として選定される。さらに、学校単位での取り組みを評価する団体奨励賞に加え、今回から小学生部門を対象とした朝日小学生新聞賞と、多数の応募があった学校に贈られる学校応募賞が新設された。
応募締め切りは2025年9月17日。入賞発表は11月中旬に行われ、11月29日には表彰式も予定されている。また、11月27日から12月10日まで、東京・新宿のアイデムフォトギャラリー「シリウス」で入選作品展も開催される。
写真を通じて働くことの素晴らしさや大切さを次世代に伝えるこの取り組みは、キャリア教育の新たな形として注目を集めている。子どもたちの目を通して捉えられた「はたらくすがた」が、どのような形で表現されるのか、楽しみだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001541.000002663.html