電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」が、ユーザーデータに基づいて選出される「ピッコマAWARD 2025」の受賞作品を発表した。今回は、マンガ・SMARTOON®︎・ノベルの各部門から3作品ずつ、計9作品が選ばれている。

マンガ部門では、『魔入りました！入間くん』『オーイ！ とんぼ』『キングダム』が受賞。SMARTOON®︎部門では『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』『夫を味方にする方法』『レア度★1の英雄として生き残る方法~PICK ME UP~』が選出された。ノベル部門では『年下夫の未来のために、離婚状を置いて出ていった結果』『ようこそ実力至上主義の教室へ』『恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。』が栄誉に輝いた。

特筆すべきは、これらの作品が単なる人気投票ではなく、「売上」「読者数」「閲覧数」「いいね数」という4つの客観的指標に基づいて選出されたことだ。つまり、これらの作品は読者の心を掴み、かつ商業的にも成功を収めた「絶対に面白い」作品と言える。

ピッコマは受賞作品の発表を記念して、特別なキャンペーンも実施中だ。例えば、マンガ部門受賞作『魔入りました！入間くん』では、181話まで無料で読めるほか、1日最大13話無料で読める「¥0+」機能が適用されている。他の受賞作品も同様に、無料話増量や「¥0+」適用などのお得な施策が用意されている。

また、ピッコマ公式X（旧Twitter）では、フォロー&リポストイベントを開催。参加者の中から抽選で30名に500円分のWebMoneyカードがプレゼントされる。さらに、受賞作品の初購入者を対象に、最大100%相当を後日還元するイベントも実施されるという。

「ピッコマAWARD 2025」の特設ページでは、受賞作家からのコメントや記念イラスト、作品ごとの読者データなども公開中。また、5月28日までは受賞作家への応援メッセージも募集している。

今回の「ピッコマAWARD 2025」は、デジタル時代における読者と作品の新しい関係性を示すものとなった。データに基づく選考と、それを記念したキャンペーンは、読者・作家・プラットフォームの三者にとって魅力的な取り組みと言えるだろう。電子書籍市場の更なる発展が期待される中、こうした試みは業界全体に新たな風を吹き込むかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000711.000003707.html