京都市とMediBangが手を組み、マンガ・アニメクリエイターの卵たちに夢の舞台を提供する「京都国際クリエイターズアワード2025」が開催される。この国際コンテストは、世界中のクリエイター志望者に日本でのプロデビューのチャンスを与える画期的な取り組みだ。

コンテストは「コミックコンテスト」と「デジタルアニメコンテスト」の2部門で構成され、2025年5月28日から8月31日まで作品を募集する。国籍不問で、プロ・アマ問わず参加可能だ。最優秀賞には10万円の賞金と京都での授賞式への招待が用意されており、クリエイターたちの創作意欲を刺激する。

昨年の「京都国際クリエイターズアワード2024」では、75の国と地域から計869作品もの応募があり、その国際色豊かな競争の激しさを物語っている。優秀賞に輝いた『Church Of Sinners』や『Wind Goes On』といった作品は、若手クリエイターたちの実力と可能性を如実に示している。

本コンテストの運営を担当するMediBangは、「世界中の誰でもクリエイターに」というミッションのもと、イラスト・マンガ制作ソフト『MediBang Paint』などを開発・運営している企業だ。その専門性と実績が、このコンテストの質の高さを裏付けている。

「京都国際クリエイターズアワード2025」は、京都国際マンガ・アニメフェア（京まふ）の一環として開催される。京まふは2012年から続く西日本最大級のコンテンツ総合見本市で、関西圏のコンテンツ市場の活性化に大きく貢献している。

マンガやアニメに情熱を注ぐクリエイターたちにとって、このコンテストは夢への大きな一歩となるだろう。京都から世界へ、新たなクリエイティブの波が広がることが期待される。詳細は公式サイトで確認できるので、挑戦する価値は十分にありそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000076919.html