クリナップ株式会社が協力する「未来キッチン イラストコンテスト」が、2025年度も開催されることが決定した。このコンテストは、子どもたちの柔軟な発想を活かし、未来のキッチンや暮らしについて考えるきっかけを提供するものだ。

第3回となる今回のコンテストでは、全国の小学1～6年生を対象に、「あったらいいなと思うキッチン」をテーマにしたイラストを募集する。応募期間は2025年6月1日から10月15日までで、今回から全国のクリナップショールームでも作品の受付を行う。

前回の第2回コンテストでは、全国から3,641もの作品が寄せられ、大きな反響を呼んだ。今回も最優秀賞をはじめ、「未来アイデア賞」「ハートウォーム賞」など、様々な賞が用意されている。特に注目すべきは、最優秀賞受賞者には5万円分の図書カードが贈られるという点だ。

このコンテストの特徴は、単なる絵画コンテストではなく、SDGsや社会課題の解決を視野に入れている点にある。主催者は、全国の小学校にSDGsの授業や夏休みの宿題に活用できる指導資料を配布。さらに、子どもたちがアイデアを考えるためのワークシート「未来キッチンを考えるヒント」も公式サイトで提供している。

審査員には、武蔵野美術大学の山﨑和彦氏を筆頭に、絵本作家のあんびるやすこ氏、女子栄養大学教授の林芙美氏など、各分野の専門家が名を連ねている。彼らの目を通して、子どもたちの斬新なアイデアが評価されることになる。

クリナップ株式会社は、このコンテストを通じて集まった子どもたちのアイデアを、今後の商品開発に活かしていく方針だ。未来のキッチンが、子どもたちの想像力によってどのように進化していくのか、楽しみな展開となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000115772.html