ヤマダデンキが展開する教育サービス「ヤマダスクール」が、幼児から小学校低学年を対象とした新しい算数講座を開講する。Enuma Japan合同会社と連携し、2025年6月1日より全国26教室で「楽しく学べるさんすう講座」をスタートさせる。

この講座の特徴は、教室での対面指導と家庭学習を組み合わせた「ハイブリッド型セミセルフラーニングモデル」を採用していることだ。教材には、Enuma, Inc.が開発した子ども向け算数学習アプリ「トドさんすう」を使用。一般社団法人STEM教育協会が開発したカリキュラムにより、楽しみながら算数の基礎力を身につけられる学習環境を提供する。

講座は月4回または月8回（各回50分）のコースがあり、教室での学習に加えて家庭での自主学習も組み合わせる。教室では、ストーリー仕立ての「きょうのぼうけん」やチャレンジ形式の「ミッションモード」など、子どもたちの集中力と好奇心を引き出す工夫が施されている。講師は一人ひとりのペースに合わせたサポートを行い、自発的な学習習慣の定着を目指す。

ヤマダスクールは全国のヤマダデンキの一部店舗内に展開しており、子どもが通いやすく、送り迎えがしやすい点が特徴だ。今回の講座開講を記念して、2025年6月1日から6月30日までの期間中、通常8,800円（税込）の入会金が無料になるキャンペーンも実施される。

Enuma Japan合同会社の事業本部長である趙南薫氏は、「この試みは、私たちEnuma Japanにとっても大きな前進であり、全国の子どもたちに"学ぶ楽しさ"を届ける新たな一歩だと考えています」とコメント。ヤマダスクール側も、「子どもたちが"楽しく"取り組む中で、自然と算数への興味や理解を深めていくことを目指しています」と期待を寄せている。

ヤマダスクールでは今後、「楽しく学べる英語講座」なども展開予定だという。デジタル教育の推進にとどまらず、すべての子どもたちの「学びたい気持ち」を応援する場所を目指している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000085949.html