2025年の大阪・関西万博を控え、世界遺産である龍谷山本願寺（西本願寺）で「第3回公式参加国共創サミット」が開催されることが発表された。このサミットは、「第3回日本国際芸術祭」のメイン企画として位置づけられており、国際交流と文化芸術の融合という点で注目を集めている。

サミットは2025年6月17日に西本願寺の国宝である書院「対面所（鴻之間）」で行われる。主催は一般社団法人夢洲新産業・都市創造機構で、参加費は無料。政府代表や各国の総領事、文化関係者など、多彩な顔ぶれが登壇予定だ。

プログラムは2部構成となっており、第1部では各国代表による講演、第2部ではパネルディスカッションが行われる。特に注目すべきは、2025年日本国際博覧会のテーマ事業プロデューサーである石黒浩氏（大阪大学教授）の講演だ。最先端技術と文化の融合について、興味深い話が聞けるだろう。

このサミットは、大阪・関西万博と同時期に開催される「第3回日本国際芸術祭」の一環として行われる。芸術祭は「アート・デザイン・サイエンス・テクノロジー・経済の共創」をテーマに掲げ、158か国・地域と7国際機関が参加する大規模なイベントだ。

世界遺産である西本願寺での開催は、日本の伝統文化と国際交流の架け橋となることが期待される。また、サミット終了後には交流会も予定されており、参加者同士のネットワーキングの場としても注目されている。

大阪・関西万博に向けた機運が高まる中、このサミットは国際協力と文化交流の重要性を再確認する貴重な機会となりそうだ。参加希望者は公式サイトから申し込みが可能となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000127368.html