学生の力で障がい者アートを広める!三井不動産ホテルと美大がタッグを組んだ斬新な取り組み


ホテル業界と美術教育の垣根を越えた新たな挑戦が始まった。三井不動産ホテルマネジメントと御茶の水美術専門学校が手を組み、障がい者アートの普及に向けた産学連携プロジェクトを立ち上げたのだ。
このプロジェクトでは、美大生たちが「HAPPY SMILE ART」と呼ばれる障がい者アート展のPR戦略を練る。学生たちには、より多くの人々の目に触れる機会を増やし、作品販売にもつながる方法を提案することが求められている。
三井不動産ホテルマネジメントのサステナビリティ推進室・村田理史氏は、「過去2回の経験から、今までになかった新たな発想も期待しつつ、進めていきたい」と意気込みを語る。学生たちの斬新なアイデアが、障がい者アートの認知度向上と販売促進にどのようなインパクトを与えるか、業界内外から注目が集まっている。
「HAPPY SMILE ART」は、障がいのある方々が制作した作品をホテルのロビーで展示・販売するユニークな取り組みだ。ホテルという非日常的な空間で芸術作品に触れる機会を提供し、来館者に幸せな気持ちを届けることを目指している。
このプロジェクトは、三井不動産グループが掲げる「GROUP MATERIALITY」の一環でもある。特に「ダイバーシティ&インクルージョン」の実現に向けた具体的な取り組みとして注目される。
産学連携による新たなアプローチが、障がい者アートの世界にどのような変革をもたらすのか。そして、この取り組みが社会にどのようなインパクトを与えるのか。今後の展開が楽しみな、まさに「記憶に残るプロジェクト」の幕開けとなりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000159.000084468.html