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小泉進次郎大臣の壁画が外苑前に出現!「楽しい政治」を提案するOVER ALLsの挑戦的アート

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

東京・青山の外苑前交差点に、小泉進次郎農林水産大臣の巨大な壁画が登場し、話題を呼んでいる。この斬新な取り組みは、ミューラル(壁画)アートカンパニーの株式会社OVER ALLsによるものだ。同社が運営する「トーキョーミューラルスクエア」プロジェクトの第10作目として、5月31日に完成した。

壁画には、真剣な表情で前を見据える小泉大臣の姿が描かれている。しかし、よく見ると口元に米粒が2つ。さらに「BELIEVE」という文字が入っているが、これは「信じろ=進次郎」という洒落も込められているという。このユーモアあふれる演出に、通行人の目を引きつけている。

OVER ALLs代表の赤澤岳人氏は、この壁画制作の意図について「正しい政治ではなく、楽しい政治を感じてほしかった」と語る。政治討論が時に攻撃的になる現状に疑問を感じ、「まず関心を持ち、笑いながらでも考える。そんな入口を提供したかった」と説明する。

トーキョーミューラルスクエアは、話題の人物やニュースを定期的に壁画として描くアートプロジェクト。過去にはトランプ元大統領や漫画家の鳥山明氏、俳優の浅野忠信氏、タレントのタモリ氏なども描かれており、その時々の社会の注目を集める人物を取り上げている。

OVER ALLsは「ミューラルの力で、人々を表現者に変える」ことを目指し、全国各地で作品を生み出している。代表作には、北海道の野球場で大谷翔平選手とダルビッシュ有選手を描いた壁画や、東日本大震災からの再生を表現した福島・双葉町の壁画群がある。

今回の小泉大臣の壁画は、政治をアートで表現するという挑戦的な試みだ。批判的な意見もあるが、赤澤氏は「政治も楽しめる対象であっていい」と考えている。この壁画を通じて、政治への関心や議論が生まれることを期待しているようだ。

外苑前を訪れた際は、ぜひこのユニークな壁画をチェックしてみてはいかがだろうか。政治とアートの意外な組み合わせが、新たな視点や会話のきっかけを提供してくれるかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000034561.html