公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

TikTokが仕掛ける不登校生の新たな挑戦!「不登校生動画甲子園2025」で見つける自分らしさとは

タグ
写真・動画・映像
動画・ビデオ・ショート動画
報道発表
プレスリリースより

ショートムービープラットフォーム「TikTok」が、不登校経験者による動画コンテスト「不登校生動画甲子園2025」の開催を発表した。このイベントは、不登校を経験した10代の若者たちに、自己表現の場を提供する画期的な取り組みだ。

2025年6月20日から始まるこのコンテストでは、13歳以上20歳未満の不登校経験者を対象に、「不登校で見つけたこと」をテーマにした1分以内のTikTok動画を募集する。参加者は指定された4曲の中から1曲を選び、自らの経験や思いを込めた作品を制作することができる。

注目すべきは、今回から導入される「特別審査委員制度」だ。不登校経験者やその家族100名が審査に参加し、当事者の視点を反映させる。これにより、より深みのある評価が期待できる。また、参加者同士が交流できる事前プログラムも用意されており、動画制作のアドバイスを受けられる機会も設けられている。

文部科学省の調査によると、2023年度の不登校児童生徒数は約34万6千人に上る。この現状を踏まえ、TikTokは夏休み明け直前の8月24日に表彰式を開催。不登校で悩む子どもたちに向けて、同じ経験をした仲間からの力強いメッセージを届ける狙いがある。

このイベントは、不登校生たちの「オンライン・サードプレイス」としての役割も果たす。参加者たちは自分の経験を共有し、互いに共感し合うことで、新たな気づきや自信を得られる可能性がある。

「不登校生動画甲子園」は、多様な学びのあり方を社会に提示する重要な機会となっている。昨年の開催では220本もの動画が投稿され、北海道から九州まで幅広い地域から参加があった。今年はさらに多くの若者たちの声が届くことが期待される。

不登校経験者の表現の場を広げ、社会の理解を深めるこの取り組みは、教育の多様性を考える上で重要な一歩となるだろう。TikTokを通じて発信される若者たちの声に、今後も注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001174.000030435.html