京都発、世界へ羽ばたくアートの軌跡!鬼大名が10年の活動を凝縮した画期的な一冊


京都のアートシーンに新たな風を吹き込んできた「鬼大名」。鬼頭健吾、大庭大介、名和晃平という3人の気鋭アーティストによるこのキュレーションユニットが、10年にわたる活動の集大成として『鬼大名 The Echoes of KYOTO』を刊行する。
本書は、京都を拠点としながらも、国内外へと広がりを見せてきた鬼大名の12のプロジェクトを紹介。180名近いアーティストの作品が収録され、京都のアートシーンの現在地を鮮やかに描き出している。
特筆すべきは、単なる作品集にとどまらない本書の意義だ。若手作家たちのエネルギーを引き出し、アートマーケットでの生き残り方を伝授してきた鬼大名の活動は、まさにアートと社会、教育を結ぶ架け橋となっている。
掲載プロジェクトは、京都はもちろん、東京、那覇、さらには上海、ソウル、ロンドンにまで及ぶ。ホテルやカフェ、スターバックスといった商業施設のアートディレクションから、独自の展覧会まで、その活動範囲の広さに驚かされる。
また、京都芸術大学の椿昇教授とヤノベケンジ氏へのインタビューも収録。京都のアート教育改革の中心人物による洞察は、読者に新たな視座を提供するだろう。
A4変形サイズ、400ページに及ぶ本書は、アートファンはもちろん、京都の文化に興味を持つ人々にとっても必携の一冊となりそうだ。5,500円(税込)で、現在京都蔦屋書店にて先行予約を受け付けている。
京都から世界へ、そして未来へ。鬼大名が紡ぎ出すアートの響きに、今こそ耳を傾けるときだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000135274.html