大阪発、音楽の新境地!日野浩志郎の「Chronograffiti」が日本初演、時空を超えた音と光の饗宴


大阪の北加賀屋を拠点に活動するアーティストを支援する「KCVセレクション」が、注目の音楽家・日野浩志郎による新作音楽公演「Chronograffiti」を開催する。2025年7月25日から27日まで、クリエイティブセンター大阪にて4公演が予定されている。
本公演は、ドイツのMoers Festivalの委嘱により制作された作品の日本初演となる。日野は、独自のリズム作曲法を駆使し、ミニマルな楽器編成で陶酔的な音楽体験を創出する。演奏には、元・鼓童の前田剛史、日本管打楽器コンクール第1位の安藤巴、そして日野作品の常連である谷口かんなという3名の実力派パーカッショニストが参加する。
さらに、本作では視覚的要素も重要な役割を果たす。The SINE WAVE ORCHESTRAやDumb Typeで知られる古舘健がビジュアルエフェクトを担当。通常では感知できない演奏者の動きや楽器の振動を可視化し、音楽と視覚の融合による新たな芸術体験を提供する。
「Chronograffiti」というタイトルは、"時間"を意味する「Chrono」と"落書き"を意味する「Graffiti」を組み合わせた造語だ。時間と身体が空間に描き出す残像、つまり視覚的な落書きを象徴している。この公演は、音楽、リズム、光、そして身体表現が織りなす、まさに時空を超えた芸術の祭典となりそうだ。
チケットは一般3,500円、25歳以下2,500円で、ZAIKOイベントページにて販売中。音楽ファンはもちろん、現代アートに興味がある人にとっても見逃せない公演となりそうだ。北加賀屋から世界へ、新しい音楽の波が広がろうとしている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000082775.html