千葉県の発酵文化を世界へ！10万円の賞金付きロゴマークコンテスト開催中

2025/06/05

千葉県が誇る発酵文化を広くPRするための「ちばの発酵ロゴマーク」公募が6月2日からスタートした。この公募は、株式会社サンケイリビング新聞社が募集事務局を担当している。

千葉県は、しょう油やみりんの生産量が全国一を誇るだけでなく、日本酒や乳製品など、多様な発酵関連産業が発展している地域として知られている。今回の公募は、そんな千葉県と発酵の深い結びつきを広く周知することを目的としている。

応募資格に制限はなく、プロ・アマチュアを問わず、誰でも参加可能だ。最優秀賞には10万円の賞金が用意されており、優秀賞3作品にも魅力的な副賞が贈られる。

募集期間は2025年6月2日から7月31日まで。応募作品は、千葉県の「発酵」をPRするロゴマークのデザイン案と、そのコンセプト（200文字程度）が求められる。ロゴマークは、シンボルマークとロゴタイプの組み合わせ、またはシンボルマークのみのいずれかで構成される。

審査基準には、「千葉県」と「発酵」の魅力を効果的に伝えているか、国内外へ普及可能な普遍性・親しみやすさがあるか、多様な媒体で展開可能な汎用性があるか、独自性・創造性に優れているかなどが含まれる。

千葉県の発酵文化は長い歴史を持ち、和食に欠かせないしょう油やみりんの生産地として全国的に有名だ。また、約40軒の日本酒蔵元や、チーズ・ヨーグルトなどの乳製品生産も盛んである。さらに、発酵技術はバイオテクノロジーの一分野としても注目されており、様々な産業分野の発展に寄与することが期待されている。

8月には大阪・関西万博で「発酵」をテーマとしたブースを出展予定であり、世界各国からの来場者に千葉の発酵の魅力を発信する機会となる。

応募方法は、Webの応募フォームまたは郵送での受付が可能。詳細な応募要項や応募フォームは、リビング東京Webサイトで確認できる。千葉県の豊かな発酵文化を表現した、独創的なデザインの応募が期待される。