東京広尾で魅惑のエルサルバドル体験!希少コーヒーと幻想的アートの融合


東京・広尾の静かな街並みに、エキゾチックな風が吹き込んでいる。ギャラリー&音楽サロン「THE HARMONYST」で開催中の『UTOPIA(ユートピア)』展が、エルサルバドルの魅力を余すところなく伝えているのだ。
主役は、エルサルバドル出身の女性アーティスト・ANDURAY。彼女は数少ない女性壁画家として知られ、独創的なストーリーと繊細な技術で高い評価を得ている。駐エルサルバドル中国大使館でアート部門最優秀賞を受賞し、エルサルバドル国立宮殿や東京芸術劇場など、各国で作品を発表してきた実力派だ。
ANDURAYの作品は、レジンや木材、顔料などを多層的に用いて、エルサルバドルの美しい自然を幻想的に表現している。展示のメインビジュアル「Arborea」をはじめ、夕日に染まるサンサルバドル火山を描いた「Luz del Volcán」、コーヒーの名産地として知られるエルサルバドルを象徴する「Rainbow Tree」など、見る者を魅了する作品が並ぶ。
さらに、デジタル動画アーティスト「綵神光途(AkitoAGAMI)」とのコラボレーションも実現。地下に設置されたプロジェクターが、エルサルバドルの空気感を見事に再現している。
そして、この展示の隠れた主役とも言えるのが、"コーヒー界のシャンパン"と称される極めて希少なゲイシャ種コーヒーだ。エルサルバドル・ラマテペック山脈の標高1,800mに位置するカンポ・ベジョ農園で生産され、Cup of Excellenceで90.4点を獲得した逸品。さらに、エルサルバドルの伝統的な陶器に淹れて提供されるという贅沢さ。この陶器は、最後の職人ロベルト・ラモスの手によるもので、障がい者の雇用促進から始まった工場「Shicali」の伝統を今に伝えている。
『UTOPIA』展は、2025年6月15日まで開催。エルサルバドルの自然豊かな温かさを体感できる1階、緑に囲まれた没入感のある2階と、空間全体がアートになっている。入場料無料で、平日12時から18時30分まで開館。月曜定休。
東京の喧騒を離れ、エルサルバドルの魅力に浸る。そんな贅沢な時間を過ごせる『UTOPIA』展。アートと珈琲の饗宴を、ぜひ体験してみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000149724.html