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脳波アートの新境地!「BRAIN WAVE ARTS」展で1700人の思考が絵画に

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

クリエイティブ集団「Konel(コネル)」が、脳波データから生まれた芸術作品の展示会「BRAIN WAVE ARTS」を開催する。2025年6月4日から29日まで、神奈川県横須賀市の「Arts Lane(アーツレーン)」にて行われるこの展示会は、脳波という目に見えない個人データを芸術作品として可視化する試みだ。

展示される作品は、これまでに収集された1700人以上の脳波データの中から、特に個性的なものを選んで制作されている。脳波は人間の思考と密接に結びついた極めて個人的な情報であり、その「デジタルな規則性」と「アナログな唯一性」が交錯する瞬間を新しい抽象画として描き出している。

注目の作品は、横幅3メートルを超える大型作品「THINK ABOUT EVOLUTION」だ。これは、ダーウィンの『進化論』を読む9歳の少年の脳波データ(計3,000秒)をもとに制作されたもので、少年の思考や感性、そして豊かな内面世界を抽象的に表現している。

さらに、展示会期間中の6月15日と19日には、来場者自身の脳波を100秒=100円で買い取るイベントも実施される。買い取られた脳波データは後日、アート作品として制作され、購入することも可能だ。

この展示会は、Konelが2022年に立ち上げた「BWTC(Brain Wave Trading Center)」プロジェクトの一環として行われる。BWTCは、市民から脳波を買い取り、そのデータから適切に収益化を図る組織兼アートプロジェクトだ。

「BRAIN WAVE ARTS」展は、最新のテクノロジーとアートの融合により、私たちの内なる世界を外部に表現する新しい可能性を提示している。脳波という見えない情報が、どのように視覚的な芸術作品に変換されるのか。その過程を体験できる貴重な機会となるだろう。

入場は無料で、開催時間は水曜日から金曜日が13時から日没まで、土曜日と日曜日は11時から日没までとなっている。アートと科学の境界を探る、この革新的な展示会をぜひ訪れてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000057032.html