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環境の日に贈る希望の物語:イラン映画『白い砂漠』が環境大臣賞を受賞!子どもたちの行動が地球を救う

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報道発表
プレスリリースより

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)2025が、環境の日である6月5日に環境大臣賞を発表した。受賞作品は、イランの短編映画『白い砂漠』(監督:ナザニン・チッツァズ)に決定。本作品は、干ばつに苦しむイランを舞台に、子どもたちの小さな行動が環境保護への大きな一歩となることを描いた心温まる物語だ。

わずか1分45秒の短編ながら、『白い砂漠』は環境問題に対する強いメッセージ性を持つ。幼い子どもが人知れず生活排水を集め、遠く離れた場所へ運んでいく姿を通じて、水資源の大切さと環境保護の重要性を訴えかける。環境大臣は「一人ひとりの行動が広がっていく様子は、環境省が推進する脱炭素な暮らしの国民運動、『デコ活』にも通ずるものがある」とコメントしている。

監督のナザニン・チッツァズは受賞コメントで、「子どもたちはより良い未来への希望の象徴であり、どんなに小さな行動でも大きな変化につながることを私たちに思い出させてくれます」と語った。この作品を通じて、環境問題について改めて考え、未来への希望を見出すきっかけとなることが期待される。

SSFF & ASIAは2008年から環境をテーマにした部門を設け、地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」と連携してきた。2013年からは「地球を救え!部門」として進化を遂げ、より広く環境問題を取り上げている。さらに2020年からは、環境問題だけでなく地球全体の課題に焦点を当てたアワードへと発展している。

『白い砂漠』は、6月12日からSSFF & ASIAのオンライン会場で配信される。環境問題に関心のある方はもちろん、心温まる短編映画を楽しみたい方にもおすすめの作品だ。SSFF & ASIA 2025は、4月24日から6月30日まで開催され、オンラインや東京の各会場で多彩なプログラムが展開される。映画を通じて環境問題を考える貴重な機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000310.000037516.html