注目のアーティストを発掘!「Tokyo Contemporary Art Award 2026-2028」応募締切迫る


現代アートシーンに新たな風を吹き込む「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)2026-2028」の応募締切が迫っている。トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)と東京都が主催するこの賞は、中堅アーティストの活動を支援し、国際的な舞台への飛躍を後押しする重要な機会だ。
今回で6回目を迎えるTCAAは、現代美術の分野で10年以上の活動歴を持つアーティストを対象としている。選考過程では、書類審査に加えてスタジオ訪問も実施され、アーティストとの対話を通じて2名の受賞者が選ばれる。
受賞者には300万円の賞金に加え、海外での活動支援として最大200万円が提供される。さらに、東京都現代美術館での展覧会開催やモノグラフの制作など、長期的なキャリア支援も含まれている。
今年の選考委員には、マニラ現代アート・デザイン美術館のホセリーナ・クルス氏や森美術館の近藤健一氏など、国際的に活躍する専門家が名を連ねている。彼らの目利きによって、次世代を担う才能が発掘されることだろう。
応募締切は2025年6月25日(水)23時。日本在住または国内に活動拠点を持つアーティストであれば、ジャンルを問わず応募が可能だ。TCAAのウェブサイトから応募書類をダウンロードし、必要事項を記入の上、提出する必要がある。
これまでのTCAAでは、風間サチコ、下道基行、藤井光、山城知佳子といった注目のアーティストが受賞している。彼らの活躍は、この賞がアーティストのキャリアに与える影響の大きさを物語っている。
TOKASは「TOKAS本郷」と「TOKASレジデンシー」を拠点に、多様なプログラムを通じて新進気鋭のアーティストを支援している。TCAAもその一環として、東京の文化的豊かさを支える重要な役割を果たしている。
現代アートの最前線で活躍したい、または国際的な舞台でのキャリアを築きたいアーティストにとって、TCAAは見逃せない機会だ。応募を検討している方は、締切に向けて準備を進めることをおすすめする。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000801.000038211.html