伝説の舞踏家と12歳の歌舞伎界新星が共演!Kバレエが贈る幻想的な『遠野物語』


Kバレエが贈る新作『踊る。遠野物語』が2025年12月に上演されることが決定した。本作は、バレエ・舞踏・歌舞伎という異なるジャンルの身体表現が交錯する、前代未聞の舞台となる。
演出・振付を手がけるのは、日本を独自の美学で表現してきた森山開次。特攻隊員とその許嫁の悲恋を軸に、柳田國男の『遠野物語』をモチーフにした幻想的な世界を描き出す。
注目すべきは豪華キャストだ。82歳にして今なお第一線で活躍する舞踏界の生ける伝説・麿赤兒が出演。さらに、12歳の歌舞伎界の新星・尾上眞秀が、この世とあの世の間に佇む神秘的な少年役で初のダンス公演に挑戦する。
音楽面では、尺八演奏家の中村明一が音楽監督を務め、日本の伝統音楽とコンテンポラリーな要素を融合させた楽曲を提供。舞台美術・衣裳は眞田岳彦が担当し、「生命の際」をテーマにした独特の造形美で舞台を彩る。
本公演は2025年12月26日から28日まで、東京建物 Brillia HALLにて全5公演が予定されている。さらに2026年1月には東北4県でのツアー公演も決定。伝統と革新が融合した、二度と見ることのできない伝説的な舞台になることは間違いない。
日本の伝統芸能とコンテンポラリーアートの融合に興味がある方、舞台芸術の新たな可能性を探る方にとって、見逃せない公演となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000031037.html