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横尾忠則89歳の誕生日に贈る、闇のY字路の世界!25周年記念作品集が登場

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

現代美術界の巨匠、横尾忠則の89歳の誕生日となる2025年6月27日に、ファンにとって見逃せない特別な作品集が発売される。株式会社トゥーヴァージンズから刊行される『僕のY字路Painting』と『僕とY字路Photograph』は、横尾のライフワークである<Y字路>シリーズの誕生25周年を記念した意欲作だ。

横尾忠則と<Y字路>の出会いは2000年にさかのぼる。故郷の兵庫県西脇市で撮影した夜の三叉路の写真が、思いがけない風景として立ち現れたことから始まったこのシリーズは、横尾にとって重要なライフワークとなった。今回の2冊は、その集大成ともいえる特別企画だ。

『僕のY字路Painting』は、120点以上の「夜のY字路」作品を収録した絵画集。横尾作品の特徴である「反復」が随所に現れる不可思議な構成で、死のエネルギーを吸収して生々しく蘇る闇のY字路の世界を描き出す。一方の『僕とY字路Photograph』は、横尾自身が撮影・構成を手がけた写真集。反転や反復、そして乱丁とも思える展開が、読者を闇の路地に引きずり込むような体験を提供する。

両書とも、横尾忠則が構成に様々な仕掛けを施した挑戦的な作品集となっている。現実とフェイクの境界を曖昧にし、新たな岐路を立ち上げる横尾の創造性が存分に発揮された一冊だ。

さらに、刊行を記念して銀座 蔦屋書店では2025年6月27日から7月30日まで特別フェアが開催される。新刊をはじめ、「Y字路」のポスターやグッズ、横尾忠則の最近の著書や画集、120種のポストカードなどが展示販売される予定だ。

横尾忠則の芸術世界に触れる絶好の機会。現代美術ファンはもちろん、写真や絵画に興味がある人にとっても、刺激的な体験となるだろう。Y字路が持つ不思議な魅力に引き込まれる、横尾忠則の新たな挑戦をぜひ体感してほしい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000054993.html