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JR九州×麻生専門学校がタッグ!学生デザインのNFTで博多駅の魅力を世界へ発信

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デザイン
CG・デジタル
報道発表
プレスリリースより

JR九州と麻生専門学校グループが手を組み、新たな観光PRの形を模索している。その舞台となるのは、九州の玄関口である博多駅だ。今回のプロジェクトでは、麻生専門学校の学生たちが「博多駅」と「博多駅を発着するJR九州の列車」をテーマにNFTアートを制作。採用作品は「博多駅オリジナルNFT」の第三弾として販売される予定だ。

NFT(Non-Fungible Token)とは、デジタルデータに唯一無二の価値を付与する技術。JR九州は、この最新技術を活用し、顧客との新たな接点を築こうとしている。特に注目すべきは、訪日外国人観光客への新しいアプローチ手段としての可能性だ。

プロジェクトに参加する学生たちは、麻生建築&デザイン専門学校、ASOポップカルチャー専門学校、麻生情報ビジネス専門学校 北九州校から集まった。彼らの自由な発想と若い感性が、伝統ある鉄道業界に新たな風を吹き込むことが期待されている。

学生たちにとって、この企画は単なる作品制作の機会以上の意味を持つ。プロの現場で求められる視点や責任を体験し、自分のクリエイティブが社会に影響を与える貴重な経験となるのだ。さらに、納期やフォーマットといった条件に対応する経験は、計画性や責任感といった社会で必要なスキルを自然と育てる。

JR九州博多駅副駅長の刀根明子氏は、「特急『ゆふいんの森』号や『或る列車』など、地域の魅力を体感できる観光列車が人気」と語り、学生たちのインスピレーション源を提供。また、JR博多駅ビルの大時計など、博多駅の象徴的な要素も作品のヒントとして挙げられた。

本プロジェクトは6月頃から作品制作を開始し、7月下旬に販売作品決定・表彰式、8月以降に作品販売の予定。学生たちの斬新なアイデアが、どのように博多駅の魅力を表現し、観光客の心を掴むのか。今後の展開に注目が集まっている。

地域の魅力を発信し、観光資源として活用するというJR九州のNFT事業の目的。それを学生たちの新鮮な視点で実現する。この産学連携プロジェクトは、デジタル時代の新しい地域活性化モデルとなる可能性を秘めている。博多駅を起点に、学生たちの創造力が九州の魅力を世界に発信する。その成果に、今から期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000055901.html