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絵本作家が母校で特別講義!「ながーい鼻」の秘密とクリエイティブの真髄を語る

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報道発表
▲『ながい ながい おうさまの はなの はなし』(作絵/しまだ かほ)書影(プレスリリースより)

人気絵本『ながい ながい おうさまの はなの はなし』の作者・しまだかほさんが、母校の多摩美術大学で特別講義を行った。Gakken編集部の田中百合氏も登壇し、絵本づくりの舞台裏や創作の魅力を学生たちに伝授。ユニークな「長い鼻」のアイデアがどのように生まれ、絵本化されたのかなど、制作秘話も明かされた。

講義では、手書きのパワーポイントや書画カメラを駆使し、視覚的にも楽しい内容に。しまださんの創作ノートや絵コンテも公開され、アイデアを物語へと昇華させる過程を学生たちに示した。また、ワークショップでは与えられたテーマから短時間で絵本のラフを作成。しまださんと田中氏が直接アドバイスを行うなど、実践的な内容で会場は熱気に包まれた。

『ながい ながい おうさまの はなの はなし』は、ページをまたいで続く「おうさまのなが~い鼻」が特徴的な絵本。当初は月刊保育絵本の短編だったが、しまださんの熱意により長編化が実現。ユーモアたっぷりのナンセンスな世界観が読者の心をつかみ、大きな反響を呼んでいる。

約2時間半にわたる講義は、参加した学生たちに大きな刺激を与えた。「自分も早く社会に出て何かを作ってみたい」「ものづくりの面白さが伝わってきた」など、前向きな感想が多数寄せられた。クリエイターの思考プロセスや編集者との協働を間近で見られる貴重な機会となり、次世代のクリエイター育成にも一役買った形だ。

今回の特別講義は、絵本の魅力を再確認させるとともに、創作の裏側にスポットを当てる貴重な機会となった。しまださんと編集部のタッグから生まれる次なる作品にも、大きな期待が寄せられている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007696.000002535.html