東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が実施する子供向け芸術文化体験プログラム「ネクスト・クリエイション・プログラム」が今年も開催される。昨年好評だったコシノヒロコ氏監修のファッションプロジェクトに加え、新たに是枝裕和監督監修による映画制作体験など、全6プログラムが展開される。

このプログラムの特徴は、子供たちが各分野の第一線で活躍するプロフェッショナルから直接指導を受けられることだ。映画、ファッション、オペラ、アート、デザインなど、多岐にわたる分野で子供たちの才能を開花させる機会を提供する。

例えば、「映画と夏の７日間」では、是枝裕和監督の監修のもと、鑑賞から企画、撮影、編集までの一連の映画づくりを7日間で体験。完成した作品は東京都写真美術館で上映される。また、「こどもファッションプロジェクト」では、コシノヒロコ氏の監修で、ぬいぐるみの洋服デザインやファッションムービー制作に挑戦できる。

さらに、オペラ「泣いた赤おに」の制作に参加したり、多摩美術大学でアートとデザインを学んだり、東京都美術館で異なる背景を持つ人々とコミュニケーションを取りながら未来の美術館について考えたりと、プログラムは多彩だ。

参加対象は小学生から高校生まで幅広く、多くのプログラムが無料で参加できる。応募期間は6月上旬から7月中旬までのものが多いため、興味のある方は早めにチェックしておきたい。

なお、6月18日から20日までの3日間、都庁第一本庁舎1階では「こどもファッションプロジェクト」の作品展示も行われる。子供たちがデザインした衣装10点と、コシノヒロコ氏が子供たちの発想からインスピレーションを受けて制作した衣装が展示されるという。

詳細情報は、新たにオープンしたポータルサイト（https://next-creation-p.jp）で確認できる。また、InstagramアカウントでもSNS世代向けの最新情報が発信されるそうだ。子供たちの創造性を育む貴重な機会となりそうな「ネクスト・クリエイション・プログラム」。芸術文化に興味のある子供たちにとって、見逃せないプログラムとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000831.000038211.html