東京都が令和7年度「東京都女性活躍推進大賞」の募集を開始した。この賞は、女性の活躍推進に優れた取り組みを行う企業、団体、個人を表彰し、その先進的な取り組みを広く社会に発信することで、誰もが個性を活かし、自分らしく活躍できる社会の実現を目指すものだ。

平成26年度の創設以来、累計400件以上の応募があり、100を超える企業や団体、個人が表彰されてきた。受賞をきっかけに「女性が活躍している企業」としての認知度が高まり、企業イメージの向上や採用活動への好影響、社員・職員の意識改革につながった事例も報告されている。

募集期間は令和7年6月12日から7月31日まで。対象は都内に本社または主たる事業所を置く企業・団体・機関等（事業者部門）と、地域を拠点に事業等を実施している団体または都内在住・在勤の個人（地域部門）となっている。

受賞者には賞状と副賞（楯）が贈呈されるほか、日本経済新聞広告や就職情報サイト等のメディアでの紹介、東京都の公共工事や業務委託契約等での加点評価、「東京都女性活躍推進ロゴマーク」の利用権など、様々な特典が用意されている。

令和6年度は過去最多の73件の応募があり、9団体が受賞。医療法人社団向日葵会まつしま病院や東京ガス株式会社、特定非営利活動法人せたがや子育てネットなどが大賞を受賞し、それぞれの分野で先進的な取り組みが高く評価された。

女性活躍推進に取り組む企業や団体にとって、この賞は自社の取り組みを評価・発信する絶好の機会となるだろう。応募を検討している企業・団体は、東京都生活文化局都民生活部男女平等参画課（電話：03-5388-3189）まで問い合わせてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005889.000052467.html