ヒキガエルといえば、一般的にはあまり愛らしいイメージがないかもしれない。しかし、新たに発売される写真集『アズマヒキガエルのあずま君たち』は、そんな固定観念を覆す一冊だ。

この写真集は、新宿・新大久保生まれの"シティーボーイ"アズマヒキガエル「あずま君」とその仲間たちとの10年間の日々を収めたものだ。2016年2月14日、自転車置場で出会った一匹のヒキガエルとの偶然の出会いから始まったこの物語は、やがて7匹のカエルたちとの賑やかな日々へと発展していく。

写真集には、優しいお兄ちゃんで癒し系のハンサムだった「あずま君」をはじめ、美人な「あずまちゃん」、ビビリな「あずまさん」、俺様系イケメンの「キャシディ」など、個性豊かなヒキガエルたちの姿が収められている。ページをめくるたびに、彼らの愛らしい表情や仕草に思わず笑みがこぼれることだろう。

著者の伊藤みゆきさんは、「世界一かわいいヒキガエル！」と胸を張って言えるほど、親バカ全開の愛情を込めてこの一冊を作り上げた。ヒキガエルたちとの出会いを奇跡と表現し、彼らと過ごした日々への深い感謝の念が随所に感じられる。

本書は、令和出版の「みんなで創る出版プロジェクト」の一環である「うちのコ写真集」シリーズの一冊として出版された。このプロジェクトでは、誰でも自分のペットの写真集を作成し、出版することができる。完成した写真集はAmazonで全国販売され、希望者は国会図書館にも寄贈されるという。

『アズマヒキガエルのあずま君たち』は、2025年5月21日に発売予定。A4スクエア判63ページで、定価は印刷書籍版が1,650円（税込）、電子書籍版が550円（税込）となっている。

この写真集は、ヒキガエルの意外な魅力を発見させてくれるだけでなく、人間と動物との絆の深さを改めて感じさせてくれる一冊となっている。ペット愛好家はもちろん、動物写真に興味がある人にもおすすめの一冊だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000150553.html