2025年6月16日（月）から、国内最大級のダイバーシティ表彰制度「D&I AWARD 2025」の応募受付が始まる。昨年は過去最多の710社がエントリーし、今年も多様性を力に変える企業の挑戦を広く募集する。

D&I AWARDは、ダイバーシティ（多様性）とインクルージョン（包摂）を推進する企業を表彰・認定し、ロールモデルとして紹介する。また、多角的な独自指標をもとに「新たなD&Iのあり方」を提示することで、日本企業全体のD&I推進と、D&Iがあたりまえの社会の実現を目指している。

本アワードは「認定審査」「D&I AWARD賞・D&I AWARD大賞」「トップインクルーシブカンパニー（TIC）賞」の3つで構成される。認定審査では、独自指標「ダイバーシティスコア」を用いて企業のD&Iへの取り組みを評価し、4段階で認定する。

ダイバーシティスコアは、ジェンダーギャップ、LGBTQ+、障害、多文化共生、育児・介護の5つの観点で構成された100項目からなる。D&Iの重要性・理念の理解や社内啓発だけでなく、具体的な施策も盛り込んでおり、企業がD&I推進の現状や課題を把握し、次のアクションを策定する際の参考となる実用性の高い指標だ。

応募は2025年6月16日（月）10:00から9月12日（金）23:59まで受け付けており、企業規模や業種、上場・非上場を問わず、DEIBに関する取り組みを行うすべての企業・団体が対象となる。結果通知は11月中を予定しており、12月13日（土）には授賞式やカンファレンス、キャリアフォーラムも開催される予定だ。

D&Iへのバックラッシュが懸念される中、本アワードは多様性を尊重し活かす企業の取り組みを評価・支援することで、日本社会全体のD&I推進に貢献しようとしている。ダイバーシティに取り組む企業の積極的な参加が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000017747.html