講談社、キングレコード、講談社VRラボが手を組み、次世代の映像クリエイターを発掘・支援する新プロジェクト「Film Pitch Boost 2025」が始動した。このプロジェクトは、商業的成功を目指す映像作品の企画を広く募集し、選ばれたクリエイターに制作資金と多面的なサポートを提供するという画期的な取り組みだ。

応募期間は2025年6月17日から8月20日まで。劇場向け中長編映画、TV・配信向けアニメーションシリーズ、イベント用イマーシブ映像、楽曲MVなど、ジャンルを問わず商業展開が想定される企画であれば応募可能だ。書類審査を通過した企画は、同年10月18日に都内で開催されるピッチオーディションに招待される。

注目すべきは、審査を担当するプロデューサー陣の顔ぶれだ。講談社シネマラボの永盛拓也氏、講談社VRラボCEOの石丸健二氏、キングレコード常務取締役の宮本純乃介氏など、各分野のエキスパートが集結している。彼らの知見と経験を活かし、選ばれた企画には制作資金の全額負担をはじめ、プリプロダクションの伴走、映像配信・公開サポート、映画祭への出品サポートなど、多岐にわたる支援が約束されている。

本プロジェクトの特徴は、単なるコンテストではなく、クリエイターの夢の実現と商業的成功の両立を目指している点だ。講談社グループの持つ出版、音楽、アニメ、XR/VRなど多様な分野のノウハウを結集し、新たな才能を発掘・育成することで、日本の映像業界に新風を吹き込むことが期待される。

応募資格は、2025年10月18日・19日に東京の会場に来られる方であれば、年齢、性別、国籍、経験、職種は不問。個人はもちろん、法人や任意団体での応募も歓迎だ。「あなた1人だけじゃつくれない、でもどうしても実現させたい映像作品」を持つクリエイターにとって、まさに千載一遇のチャンスと言えるだろう。

日本の映像業界の未来を担う新たな才能の登場に、今から期待が高まる。詳細は公式サイトで確認できるので、挑戦する価値は十分にありそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007328.000001719.html