ヨックモックミュージアムが、夏休み特別企画として「ピカソdeアート あなたの手でいのちを吹き込もう！」を7月27日(日)に開催する。このワークショップは、ピカソの創造性に着目したオリジナル企画で、参加者が粘土を使って"見立て"の視点から作品制作に挑戦できる。

ワークショップは、教育普及担当学芸員と共に展覧会を巡るところから始まる。ピカソの作品をじっくり観察し、興味深い点を発見した後、参加者自身が粘土を用いて制作に取り組む。ピカソが花瓶に鳥の姿を見出し、「首のところをひねれば生命を与えられる」と語ったように、参加者も自らの手で生命を吹き込む体験ができるのだ。

開催時間は午前の部（10:30〜12:30）と午後の部（14:00〜16:00）の2回。各回6組12名限定で、2人1組での参加となる。参加費は中学生以上2名で10,000円、中学生以上1名と小学生以下1名のペアで8,800円。材料費と入館料が含まれている。

このイベントは、現在開催中の「ピカソ・セラミック―『見立て』の芸術」展と連動している。展覧会では、ピカソが彫刻やセラミック作品を通して取り組んだ形の転用という実験を、日本文化における「見立て」の視点から解釈している。

夏休みの思い出作りに、親子でピカソの世界を体験してみてはいかがだろうか。予約は公式サイトのラーニングページ「ピカソdeアート」一覧から申し込みが可能。定員になり次第終了となるので、興味のある方は早めの予約をおすすめする。

ヨックモックミュージアムは東京都港区南青山にあり、東京メトロ表参道駅から徒歩9分の場所に位置している。ピカソの作品を通じて、子どもから大人まで楽しめる新感覚のアート体験を提供している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000055763.html