キャラクターとライセンスビジネス業界の祭典「日本キャラクター大賞2025」の受賞プロパティが決定した。今年で16回目を迎えるこの権威あるアワードで、「キャラクター・ライセンス賞」には、2024年を象徴する3つのプロパティが選ばれた。

栄えある受賞を果たしたのは、株式会社サンリオの「サンリオキャラクターズ」、株式会社スパイラルキュートの「ちいかわ」、そしてMicrosoft / MOJANG AB / CAA Brand Managementの「MINECRAFT」だ。これらのキャラクターやブランドは、2024年に最も活躍し、ライセンスビジネスの分野で顕著な成果を上げたと評価された。

注目のグランプリは、7月2日（水）13時から東京ビッグサイト西ホールで開催される表彰式で発表される。業界関係者や一般来場者の期待が高まる中、どのプロパティが最高栄誉を手にするのか、目が離せない。

その他の受賞カテゴリーでは、K VISION Inc.の「Esther Bunny（エスターバニー）」がニューフェイス賞を受賞。プロダクト・ライセンシー賞にはミズノ株式会社の「PEANUTS」デザインシリーズが、プロモーション・ライセンシー賞には日本マクドナルド株式会社の「マクドナルド×エヴァンゲリオン」が選ばれた。

また、リテイル賞には株式会社大創産業の「DAISO（ダイソー）」が輝き、選定委員特別賞には株式会社KADOKAWAの「パンどろぼう」が選出された。これらの受賞は、各社のクリエイティブな取り組みと市場での成功を反映している。

日本キャラクター大賞は、ライセンス産業の価値を発信し、業界の健全な発展に寄与することを目的としている。経済産業省の後援を受け、一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会（CBLA）が主催するこのイベントは、国内外から注目を集めている。

表彰式を含む展示は、7月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催される「ライセンシング ジャパン」内の特設会場で行われる。業界最大級の専門展示会と併せて開催されることで、さらなる盛り上がりが期待される。

キャラクターやブランドの力が企業の成長戦略に欠かせない現代。この受賞結果は、今後のライセンスビジネスの動向を占う重要な指標となるだろう。業界関係者はもちろん、キャラクターファンにとっても見逃せないイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001707.000026157.html