音楽業界に新たな風が吹き込む。日本コロムビアが主催する「COLOTEK（コロテック）」が、2025年9月に開催されることが決定した。このイベントは、AIを活用したクリエイティブコンテストで、音楽とテクノロジーの融合による新たな可能性を探る試みだ。

注目すべきは、氷川きよしの楽曲「Party of Monsters」を題材にしたAI映像作品の制作だ。小室哲哉プロデュースによるこの楽曲は、氷川きよしの歌手活動再開後の第一弾シングルとして話題を呼んだ。テクノ色の強いダンスチューンを、AIの力でどう表現するのか。クリエイターたちの挑戦に期待が高まる。

コンテスト初日には、豪華ゲストによるトークセッションも予定されている。宇宙事業に取り組む佐藤航陽氏や、不動産テック界の先駆者である伊藤嘉盛氏らが登壇し、音楽と映像とAIの未来について語り合う。業界の垣根を越えた議論から、エンタテインメントの新たな可能性が見えてくるかもしれない。

参加者には、業界トップランナーとの交流や、作品のSNS紹介、メディアプロモーションなど、魅力的な特典が用意されている。エントリー期間は6月25日から7月21日まで。音楽とAIの融合に興味を持つクリエイターにとって、見逃せないチャンスとなりそうだ。

COLOTEKは、115年の歴史を持つ日本コロムビアが、音楽業界の未来を見据えて立ち上げたプロジェクト。AIと音楽の新たな関係性を模索し、次世代のエンタテインメントを創造する場として注目を集めている。音楽ファンはもちろん、テクノロジー業界からも熱い視線が注がれそうだ。

音楽とAIの融合が生み出す新たな表現の世界。COLOTEKが切り開く音楽の未来に、今から期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004380.000019470.html