京都中央信用金庫が主催する「中信学生デザインコンテスト2025」の作品募集が始まった。このコンテストは、次世代を担う大学生等の斬新で創造的なデザインを発掘し、産学公連携を通じたビジネスマッチングの機会を創出することで、地域企業の発展に寄与することを目的としている。

今回のコンテストでは、地域企業4社のデザインニーズに基づいた「パッケージ」「ロゴマーク」「キャラクター」「PRデザイン」の4ジャンルで作品を募集。参加対象は京都・滋賀・大阪・奈良の大学・大学院・短期大学・専門学校に在籍する学生だ。

優秀作品には豪華な賞金が用意されており、最優秀賞には20万円、優秀賞には10万円が贈られる。さらに、「京都知恵産業創造の森賞」や複数の企業賞も設けられており、合計で9点の入賞作品が表彰される。

応募締切は2025年9月5日。入賞作品は、同年10月8日と9日に開催される「中信ビジネスフェア2025」の特設会場（京都府総合見本市会館）で展示される予定だ。デザインを通じて社会やビジネス、地域とのつながりを求める学生にとって、絶好のチャンスとなりそうだ。

このコンテストの特徴は、単なるデザインコンペにとどまらず、実際のビジネスへの展開を視野に入れている点だ。入賞作品は企業での実用化のチャンスもあり、学生のキャリアにとって大きな飛躍のきっかけになる可能性を秘めている。

参加費は無料で、応募はコンテスト公式ホームページから行える。デザインの腕に自信のある学生はもちろん、実践的な経験を積みたい学生にとっても、見逃せないイベントとなっている。

京都中央信用金庫は2008年からこのコンテストを開催しており、地域の若手デザイナーの登竜門として定着している。今回も多くの才能あふれる作品の応募が期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000090195.html