父の日川柳2025、最優秀賞は「父ギフト 好みもサイズも わからない」 - 2,001作品から選ばれた11句を発表


父の日ギフトのメディアサイト「父の日.jp」が開催した「父の日川柳コンテスト2025」の結果が発表された。今年は過去最多となる2,001点の応募があり、その中から厳選された11作品が入選作として選ばれた。
最優秀賞に輝いたのは、「父ギフト 好みもサイズも わからない」というあみゅさんの作品だ。審査員からは「いざ贈ろうとしても、『何が好きだったっけ…?』と悩む感じ、すごくリアル」「父と向き合うきっかけをくれる一句」といった高評価を得た。
優秀賞には「宅配の 鰻もいいけど 顔見せろ」(おとうさん)と「父の日に 息子と夢と 缶ビール」(ばっちゃんさん)の2作品が選ばれた。前者は父の本音が垣間見える作品、後者は大人になった息子との時間を描いた作品として評価された。
特別賞には8作品が選ばれ、「予算額 父の支持率 表れる」「父の日は 笑ってあげる おやじギャグ」「父の日は 母より薄い 影と髪」など、ユーモアと切なさが絶妙に混ざり合った句が並んだ。
今回のコンテストでは、応募作品に使用された言葉のキーワードランキングも発表された。上位には「ありがとう」「プレゼント」「お父さん」といった定番ワードに加え、「推し」「物価高」「GPT」などの時事的なワードも登場。現代の父親像や家族関係の変化を反映した結果となった。
「父の日.jp」の担当者は「今年の特徴として、『推し』や『二刀流』などのトレンドワードが川柳の中にも見られた点が挙げられます。父が"推される存在"になったり、家庭と趣味を両立する"多才な父"像が詠まれており、父親像の変化も感じられました」とコメントしている。
父の日川柳コンテストは、父への感謝や家族の絆を5・7・5の短い言葉で表現する人気企画だ。2025年の父の日は6月15日(日)。今回の入選作品を参考に、自分なりの言葉で父への感謝を伝えてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000098805.html