児童向けのペイント&発表ソフトウェア「ピクチャーキッズクラウド」が、2025年8月1日に新機能を搭載した最新バージョンをリリースする。テクノホライゾン株式会社が開発するこのソフトウェアは、1人1台端末時代の「デジタルじゆうちょう」として、子どもたちの表現活動をサポートしてきた。

今回の新機能の目玉は、「半透明水彩調」機能だ。従来の「アクリル調」に加え、本物の学童用絵の具のような質感を再現。水加減により透明度を調整できる3段階の「色の濃さ」選択で、にじみやかすれ、均一な塗りまで自在に表現できる。さらに、ぼかし機能を組み合わせることで、より豊かな風合いを生み出すことが可能になった。

また、「新聞」テンプレートも大幅に進化。1つの新聞に複数のイラストを挿入できるようになり、ストーリー性のある作品作りが可能になった。Google ドライブとの連携も強化され、サムネイル表示で作品の確認や呼び出しがスムーズになっている。

新規導入校向けには、「ピクチャーキッズクラウド研修パッケージ」を無料で提供。授業提案集、使い方マニュアル、使い方動画が含まれており、初めて使う教員でもすぐに活用できるようサポートする。

「ピクチャーキッズクラウド」は2011年の発売以来、約6,500校以上の小学校で活用されてきた実績を持つ。低学年から高学年まで幅広く対応し、授業はもちろん、休み時間やクラブ活動など様々な場面で児童の創造力を引き出してきた。

現在利用中のユーザーには、2025年7月31日に新機能追加のためのアップデートが実施される。アップデート後は、ブラウザの更新を行い、画面右下のバージョン情報が「3.0.2.1」になっていることを確認する必要がある。

デジタル時代の教育ツールとして進化を続ける「ピクチャーキッズクラウド」。子どもたちの想像力と表現力を育む新機能の登場に、教育現場からの期待が高まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000022806.html