神奈川県茅ヶ崎市の株式会社chitree organicが、創業以来初となる本格的なリブランディングを発表した。自然派ECブランド「chitree organic」の新たなブランドイメージを象徴するイラストと映像が公開され、創業者の少女時代の記憶が鮮やかに蘇る。

ブランドイメージイラストは、創業者である店主おちづの「頭の中の風景」をもとに描かれた。鎌倉在住のデザイナー秋山祥子氏が手掛けたこの作品は、千年の樹を中心に、おちづの少女時代からの記憶や家族との時間、お客様とのつながりを象徴するモチーフが息づく。まるで一枚の地図のような存在感を放つこのイラストは、chitreeの世界観を凝縮している。

さらに、約9分40秒のブランドムービーも制作された。「自分を愛す」というchitree organicの原点に立ち返り、店主おちづの少女時代の記憶や娘すみれとの日々からインスピレーションを得た作品だ。新潟県出身の映像作家・梨本諦嗚氏が監督を務め、海辺で舞う少女、ピアノの旋律、初老男性のナレーションが静かに物語を紡ぐ。石川、神奈川、新潟、徳島でのロケを通じて、自然光の淡い心象風景が表現されている。

このリブランディングを記念し、6月7日には鎌倉市内の古民家で特別イベントが開催された。全国から集まった14名のスペシャル会員がイラストとムービーの初公開に立ち会い、創業者やクリエイターとの交流を通じてchitreeの世界観を共有した。

chitree organicは2009年の創業以来、「自分を愛す」という理念のもと、確かな品質の商品を通じて人々の前向きな暮らしをサポートしてきた。今回のリブランディングは、「商品をつくること＝表現である」という同社の姿勢を改めて示すものだ。今後はブランドロゴの変更やパッケージデザインの見直しなども予定されており、より深く「自分を愛する」ための手助けを伝えていく。

自然と調和した暮らしを提案し続けるchitree organic。湘南の地から発信される新たな世界観に、多くの人々が共感を覚えることだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000150767.html