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色覚障がいの少年の物語『ぼくの色、見つけた!』が青少年読書感想文コンクールの課題図書に!累計8万部突破の話題作

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小説・シナリオ
童話・児童文学
報道発表
プレスリリースより

児童文学界で注目を集める作品が誕生した。講談社から発売中の児童小説『ぼくの色、見つけた!』が、2025年第71回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(小学校高学年の部)に選定されたのだ。この快挙により、本作の累計発行部数は8万部を突破。多くの中学受験でも入試問題に採用されるなど、その評価は留まるところを知らない。

著者の志津栄子氏は、第24回ちゅうでん児童文学賞で大賞を受賞した実力派作家。本作は彼女の2作目となる意欲作だ。物語は色覚障がいを持つ主人公・信太朗の成長を描いている。トマトの色が分からない、肉の焼け具合が判断できないなど、日常生活で直面する困難を通じて、自身の障がいに気づく信太朗。同級生からのいじめに苦しむ中、理解ある担任教師との出会いを経て、自分の世界の見え方の特別さに気づいていく。

本作の特筆すべき点は、「色覚障がい」というテーマに真正面から向き合っていることだ。男子の20人に1人、女子の500人に1人が該当するとされる色覚障がいだが、児童向け小説でこのテーマを扱った作品は少ない。元教員の経験を持つ著者が、当事者や関係者、眼科医など多くの人に取材を重ねて書き上げた本書は、リアリティと共感性に溢れている。

読者からの評価も高く、「悩みを持つすべての子どもたちに読んでほしい」「自分の弱みに悩む人の心に刺さる」といった感想が寄せられている。さらに、人気サッカー漫画『ブルーロック』の作者・金城宗幸氏も本作を推薦。その魅力は幅広い層に認められているようだ。

夏休みの読書感想文や受験対策にも最適な一冊。読書初心者や小学6年生以下の子どもたちにもおすすめだ。価格は税込1650円。書店やインターネットで購入可能なので、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007378.000001719.html