パチンコ業界の広告宣伝に関わる事業者で構成される一般社団法人 ぱちんこ広告協議会（PAA）が、「第4回PAA広告大賞」の作品募集を開始した。今回は過去最大規模となる賞金総額と新設された賞が注目を集めている。

本広告大賞は、パチンコ業界の活性化とファン層の拡大を目指して2022年に設立された。第4回となる今回は、従来のグランプリ、グラフィック部門、ムービー部門に加え、新たに「特別賞」が設けられた。また、協賛企業が独自に選出する「協賛企業賞」も用意されている。

今年のテーマは「昔パチンコ・パチスロをやっていた人が、再びホールに行ってみたいと思う広告」。休眠層の再来店を促す広告作品が求められており、業界の大きな課題に挑戦する機会となっている。

賞金は、グランプリに50万円、各部門賞と特別賞にそれぞれ5万円が贈られる。応募期間は2025年7月7日から9月30日まで。グラフィック部門ではA1サイズのポスター、ムービー部門では30秒以内の動画が募集対象となっている。

審査員には、クリエイティブ・ディレクターの森健氏や法政大学デザイン工学部教授の姜理惠氏など、広告業界の第一線で活躍する専門家が名を連ねている。また、パチンコ業界からも多数の重鎮が審査に加わり、多角的な視点での評価が期待される。

PAAは本広告大賞を通じて、パチンコ業界のイメージ向上や新たな消費者とのコミュニケーション創出、広告品質の向上などを目指している。業界関係者のみならず、クリエイティブな才能を持つ一般の方々からの応募も歓迎されており、新しい視点での作品が生まれることが期待されている。

パチンコ業界の未来を左右する可能性を秘めた本広告大賞。業界の枠を超えた斬新なアイデアが、どのような形で結実するのか、今から結果発表が待ち遠しい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000100712.html